蓬の歌を聴きながら

曹植とその周辺の人々の作品です。素人解釈なので誤字脱字誤訳などお気づきの点はコメントいただけると嬉しいです。m(。・ω・。)m

Category [曹植賦 ] 記事一覧

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懷親賦

懷親賦 并序濟陽南澤有先帝故營,遂停馬住駕,造斯賦焉。獵平原而南騖,覩先帝之舊營。步壁壘之常制,識旌麾之所停。存官曹之典列,心髣髴於平生。回驥首而永遊,赴修途以尋遠。情眷戀而顧懷,魂須臾而九反。曹植が狩りに出かける途中、南澤を通りかかった時に作った。ここで以前曹操が築いた塁を見て、懐かしい気持ちになる。制作年代は東阿王に封じられている期間とされる。散逸した部分もある。【注釈】懷親…親は曹操を指す。...

慰情賦

黄初八年正月雨、而北風飄寒,園果堕冰,枝幹摧折。黄初8年正月、雨が降り、北風が冷たく吹いている。庭園の果実は凍って地に落ち、木の枝も折れてしまった。曹丕は黄初7年5月17日に亡くなっていて、次の年号は太和なので、黄初八年という言い方の年は存在しないはず。仮定だが、この賦は黄初六年に書かれたものだが、後世の人が書き写しているうちに誤って黄初八年と伝えられたか、もう一つの解釈としては、曹植はすでに亡くなっ...

遊觀賦

『遊觀賦』靜閑居而無事,將遊目以自娛。登北觀而啟路,涉雲際之飛除。從羆熊之武士,荷長戟而先驅。罷若雲歸,會如霧聚。車不及回,塵不獲舉。奮袂成風,揮汗如雨。【注釈】觀…宮廷のそばにあった楼閣のこと。ここでは銅雀台を指す。遊目…四方を眺める。北觀…銅雀台。銅雀台は鄴城の北にあった。啟路…出発する。飛除…階段。羆熊之武士…勇猛な武士。羆…ヒグマ。霧聚…武士たちがいっせいに集まる。奮袂…袖を振るわせる。揮汗…人数が...

感婚賦

感婚賦陽氣動兮淑清,百卉鬱兮含英。春風起兮蕭條,蟄蟲出兮悲鳴。顧有懷兮妖饒,用搔首兮屏營。登清臺以蕩志,伏高軒而遊情。悲良媒之不顧,懼歡媾之不成。慨仰首而太息,風飄飄以動纓。陽:暖かい淑清:気候が穏やか百卉:多くの草花含英:つぼみ萧条:ゆったりと吹く蟄蟲:土の中で冬眠中の虫妖饒:美しい女性搔首:手で頭を掻く。あせったり思いわずらいがある様子屏營:さまよう。うろうろしておちつかない清臺:高台蕩志:憂...

車渠椀賦

車渠椀賦惟斯椀之所生,於凉風之浚湄。采金光以定色,擬朝陽而發輝。豊玄素之暐曄,带朱栄之葳蕤。縕絲綸以肆采,藻繁布以相追。翩飄颻而浮景,若驚鵠之双飛。隠神璞於西野,彌百葉而莫希。於時乃有明篤神后,廣被仁声。夷慕義而重使,献兹宝於斯庭。命公輸之巧匠,窮妍麗之殊形。華色燦爛,文若点成。郁蓊雲蒸,婉蜒龍征。光如激電,景若浮星。何神怪之巨偉,信一覧而九驚。雖離珠之聡目,猶炫耀而失精。何明麗之可悦,超群宝而特...

寶刀賦

寶刀賦序:建安中,家父魏王,乃命有司造寶刀五枚,三年乃就,以龍、虎、熊、馬、雀為識。太子得一,余及余弟饒陽侯各得一焉。其餘二枚,家王自杖之。賦曰:序:建安年間、父は鍛冶師に命じて5本の宝刀を作らせた。完成に3年かかった。それぞれ龍、虎、熊、馬、雀の装飾があり、丕兄さんとぼくと弟の曹林(曹豹)が1つずつもらって、のこりは父が自分用とした。有皇漢之明后,思明達而玄通。飛文藻以博致,揚武備以御凶。乃熾火炎...

酒賦

酒賦序:余覽揚雄酒賦,辭甚瑰瑋,頗戲而不雅。聊作酒賦,粗究其終始。賦曰:序:揚雄の酒賦は壮麗ではあるがユーモアに偏りすぎて雅ではない。そこでわたしも酒賦を作り、酒の歴史をすこし探求してみようと思う。嘉儀氏之造思,亮茲美之獨珍。仰酒旗之景曜,協嘉號於天辰。穆生以醴而辭楚,侯嬴感爵而輕身。諒千鍾之可慕,何百觚之足云。其味有□□亮沂,久載休名。宜城醪醴,蒼梧縹清。或秋藏冬發,或春醞夏成。或雲拂潮湧,或素蟻...

登臺賦

登臺賦從明后之嬉遊兮,聊登臺以娛情。見天府之廣開兮,觀聖德之所營。建高殿之嵯峨兮,浮雙闕乎太清。立沖天之華觀兮,連飛閣乎西城。臨漳川之長流兮,望眾果之滋榮。仰春風之和穆兮,聽百鳥之悲鳴。天功恆其既立兮,家願得而獲呈。揚仁化於宇內兮,盡肅恭於上京。雖桓文之為盛兮,豈足方乎聖明。休矣美矣,惠澤遠揚。翼佐我皇家兮,寧彼四方。同天地之矩量兮,齊日月之輝光。永貴尊而無極兮,等年壽於東王。明君である父に従って...

九華扇賦

九華扇賦序文:昔吾先君常侍,得幸漢桓帝,時賜尚方竹扇。其扇不方不圓,其中结成文,名曰九華扇。故為賦,其辞曰: 有神区之名竹,生不周之高岑。 対緑水之素波,背玄澗之重深。 体虚暢以立幹,播翠葉以成林。 形五離而九析,蔑氂解而縷分。 效虬龍之蜿蜒,法虹霓之氤氲。 擄微妙以歴時,结九層之華文。 爾乃浸以芷若,拂以江蘺,摇以五香,濯以蘭池。 因形致好,不常厥儀。方不応矩,圓不中規。 随皓腕以徐轉,発惠風邪之微寒。 ...

慰子賦

慰子賦彼凡人之相親,小離別而懐恋。況中殤之愛子,乃千秋而不見。 入空室而独倚,对孤幃而切嘆。痛人亡而物在,心何忍而複観。 日晼晚而既没,月代照而舒光。仰列星以至晨,衣沾露而含霜。 惟逝者之日遠,愴傷心而絶腸。中殤…未成年で死ぬことを殤という。19歳から16歳で死んだら長殤。15歳から12歳の間に死んだら中殤、11歳から8歳で死んだらと下殤いわれた。 切嘆:息を切らしてため息をつく。 晼晚:夕陽が沈みかけているこ...

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