2012年11月06日 [火]
曹植関連書籍『漢末魏晋文人群落與文学変遷』
広州にある大きな書店で偶然見つけた建安文学関係の本を紹介します。
『漢末魏晋文人群落與文学変遷』中国語繁体字。
アマゾンでのレビュー評価は悪いようですが・・・
建安文学の成り立ちや変遷などがまとめてあります。
特に面白いのが曹丕と曹植それぞれについた文人、策士たちの特徴の共通点などの解析などです。
曹丕側についたのは主に儒学を基本とする立場で、曹植側は儒学にとらわれず才能を重視した集まりのようです。
最初曹植に庶子として仕えた邢顒や姪が嫁である崔琰が後に曹丕側についたのは面白い動向です。きっと両者とも儒学というか長幼の序に忠実で公明正大な人だったのでしょう。奔放な曹植に手を焼いていたことでしょう。
邢顒が曹植の庶子になったのは曹操の手配だと思うのですが、当時曹操は曹植を将来の後継者として考えていたか、曹植の奔放振りをなんとかしたかったのでしょうね。
『漢末魏晋文人群落與文学変遷』中国語繁体字。
アマゾンでのレビュー評価は悪いようですが・・・
建安文学の成り立ちや変遷などがまとめてあります。
特に面白いのが曹丕と曹植それぞれについた文人、策士たちの特徴の共通点などの解析などです。
曹丕側についたのは主に儒学を基本とする立場で、曹植側は儒学にとらわれず才能を重視した集まりのようです。
最初曹植に庶子として仕えた邢顒や姪が嫁である崔琰が後に曹丕側についたのは面白い動向です。きっと両者とも儒学というか長幼の序に忠実で公明正大な人だったのでしょう。奔放な曹植に手を焼いていたことでしょう。
邢顒が曹植の庶子になったのは曹操の手配だと思うのですが、当時曹操は曹植を将来の後継者として考えていたか、曹植の奔放振りをなんとかしたかったのでしょうね。
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- 21時41分
- [三国志建安文学の逸話など]
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